NHK女性記者は本当に「炭鉱のカナリア」なのか?
Yahooニュース(個人)にこんな記事がアップされていた。
【特ダネ】NHK女性記者15人が7月異動で大量退職の怪(木村 正人) - 個人 - Yahoo!ニュース
都議会に続いて国会でも「まず自分が子供を産まないとダメだぞ」という性差別ヤジが女性議員に飛ばされていたことが明るみになる中、今度は公共放送のNHKで女性記者15人が7月の異動に合わせて大量退職する見通しであることがわかった。
※他人様の赤ちゃんの写真をネットに晒す神経も如何なものか?と思うが、ここでは論じない
「15人も大量退職」とのことだが、「15人」が多いのか少ないのか私にはなんとも判断が付かなかった。
その理由としては、
- NHKの女性職員は全部で1,500人(公式ページ http://www.nhk.or.jp/faq-corner/01nhk/05/01-05-05.htm より)
- その15人は「記者だけ」なのか?「職員全体」なのか?
- 「記者だけで15人」なら「職員全体」では何人退職するのか?
- 毎月、毎年どのくらいの女性職員が退職しているのか?
実は毎月同じくらいの退職者がいて、今回は誤差の範囲内なのかもしれない。
もしくは「家庭の事情」とか「出産を機に」という個別の事情がたまたま偶然にも重なっただけであって、「炭坑のカナリア」とはなんの関連もないかもしれない(>これは1人1人個別に聞き取りをしないと判断できない)
このコラム、「始めに結論ありき」で都合の良いところだけピックアップしているようにも読めなくもない。
きちんとした裏取りを希望したい。